〒101-0031東京都千代田区東神田1-13-17 森ビル1F
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休廊日は展覧会により異なります

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2024年1月30日(火) ~ 2024年2月7日(水)
12:00~18:30 / 日曜 12:00~18:00 / 月曜休 / 最終日〜17:00迄

Be Natural

板野尚美 大内瑤子 上出由紀 佐藤茉莉 高橋まき子 道源綾香 松村淳 山口茉莉

8人のアーティストが、新たな年の始まりを華やかに祝福いたします。
美の饗宴を是非お楽しみください。
心よりお待ちしております。

作家

板野尚美 Itano Naomi

岡山県生まれ。

2023年に倉敷芸術科学大学を卒業し、現在は岡山県内にあるガラス工房に勤務しながら自身の制作も行なっている。

展示歴
2021年 グループ展「ハタチ展」gallery108(岡山県)
2022年 グループ展「セカイ星 展」Picaresque Gallery(東京都)
推薦作家枠「キボリノコンノ  食べたい木彫り展」美術紫水(東京都)
「板野尚美 名合貴洋 二人展」アンクル岩根のギャラリー(岡山県)
2023年 「第16回ガラス教育機関合同作品展」東京都美術館(東京都)
グループ展「気流」mizore gallery(東京都)
グループ展「海風ギャラリーセルフコレクション展」海風ギャラリー(京都)

受賞歴
2021年 第72回岡山県美術展覧会工芸部門 入選
第75回堺市展立体造形部門 佳作
2022年 第73回岡山県美術展覧会工芸部門 県展賞
2023年 倉敷芸術科学大学卒業・修了制作展2023  大賞
第9回現代ガラス展in山陽小野田 長州産業株式会社賞

 

 

大内瑤子 OHUCHI Yoko

神奈川県出身。多摩美術大学工芸学科陶専攻卒業。
森や夜にまつわるアートワーク、暮らしの器、ふたつの方向性をもって作陶を行う。
現在は、神奈川県相模原市を拠点に制作活動中。

個展
2015 森へ行く日(銀座・アートギャラリー石)
2016 夜の道行き(銀座・アートギャラリー石)
2017 石と煙(銀座・アートギャラリー石)
2018 くらしとけしき(奥沢・ギャラリー澄光)
2018 大内瑤子 陶展(そごう横浜店 和食器売場)
2018 手のひらに深山を掴む(銀座・アートギャラリー石)
2019 大内瑤子 陶展(そごう横浜店 和食器売場)
2020 森を超える星を見た(銀座・アートギャラリー石)
2020 森の底、夜の丘(馬喰町・SAN-AI GALLERY)
2021 すぐそこにある彼方(東神田・SAN-AI GALLERY)
2022 風を見る、雨を聞く(東神田・SAN-AI GALLERY)

グループ展
2012 The Combinations(千駄木・フリュウギャラリー)
2013 交差展vol.6(横浜・元町商店街 ウチキパン)
2013 SWITCH ART2013(銀座・アートギャラリー石)
2013 l`estate(渋谷・GALLERY HIPPO)
2014 交差展vol.7(横浜・元町商店街 霧笛楼)
2020 夏の市2020(横浜・FEI ART MUSEUM)
2022 つくるひと×つかうひと×みるひと展(代官山・Gallery子の星)

 

 

上出由紀 KAMIDE Yuki

1993 武蔵野美術大学大学院造形研究科油画コース修了(修了制作 優秀賞受賞)
1997 ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ Certificate for Postgraduate Study in Fine Art 取得

個展・グループ展 国内外のギャラリーにて多数
(フタバ画廊 / ギャラリーなつか / exhibit LIVE / SAN-AI Gallerey / 画廊 編(大阪) / 数寄和 / 櫻木画廊 /
ギャラリー鬼無里(長野) / Art1307(ナポリ)/ 朝代画廊(台北))

 

 

佐藤茉莉 SATO Mari

1985 神奈川県出身
2012 東京藝術大学美術学部彫刻科卒業
2012 サロンドプランタン賞受賞
2014 東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了
2023 二人展 「よりしろの耳打ち」(サンアイギャラリー)

 

 

 高橋まき子 TAKAHASHI Makiko

神奈川県生まれ。武蔵野美術大学短期大学部(金工コース)を卒業後、東京ガラス工芸研究所にてガラス技法を学ぶ。
現在は神奈川県の工房にて、自身の夢に登場する幻想生物をガラスをメインとしたミクストメディア作品として制作している。

個展
2007年 高橋まき子ガラス展(ギャラリー・ビーエイブル/東京)
2009(~2013)年 高橋まき子ガラス展(足利ギャラリー/福島)
2013(~2018)年 高橋まき子展Ⅰ~Ⅵ(arton art gallery/京都)
2019年 高橋まき子展(ギャラリEN陶REZ/神戸)
2021年 “PARABORA DREAMER”(石川画廊/東京)
2023年 「風笑う」(ギャラリー蚕室/東京)
「サレンダー・サラマンダー」(ギャラリー・ルヴァン/東京)
その他・展覧会
2007年 “New Glass Review28”(コーニング美術館/USA)
2014年 “GLASS NOW”(National Liberty Museym/USA)
2015年 “Glass Works2015”(ギャラリー田中/東京)
2016年 「ダリも魅せられた神秘の技法パート・ド・ヴェール展」
(石川県能登島ガラス美術館/石川)
2019年 「光の在り処」 (悠遊舎ぎゃらりぃSAPPORO/北海道)
“Small Favors2019”(Cray studio/USA)
2020年 “Recommend2020”(シルクランド画廊/東京)
2021年 “Light & Shadow ”(Redmoon Art Glass Gallery/AUS)
「掌の小宇宙」(悠遊舎ぎゃらりぃSAPPORO/北海道)
KOGEI Art Fair Kanazawa2021(ハイアットセントリック金沢/石川)
2022年 ArtFairTokyo2022“FutureArtistTokyo2022”(東京)
KOBE ART MARCHE2022(神戸メリケンパークオリエンタルホテル/神戸)
“EXPANDING HORIZONS”(招待出品/UK)
KOGEI Art Fair Kanazawa2022(ハイアットセントリック金沢石川)
2023年 「アナザーワールド」不思議でリアルな世界(富山市ガラス美術館/富山)
GAZING ONES 2023 Animal Art Exhibition (富貴三義美術館/台北)
台日交流展(新竹市瑠璃工藝博物館/台北)
KOGEI Art Fair Kanazawa2023(ハイアットセントリック金沢石川)
受賞歴
2014年 “GLASS NOW”(National Liberty Museym/USA)審査員賞受賞
所蔵
2022年 Ruskin glass center (UK)

 

 

道源綾香 DOGEN Ayaka

北海道札幌市生まれ。学生時代は油彩とテンペラの混合技法で主に人物画を制作。
多摩美術大学大学院を修了後、地元北海道の自然の魅力を再確認し風景画をメインに描き始める。
現在はアクリル絵具と鉛筆、身近な素材を使用し東京都内で制作中。

展示歴
2013年 UN SEUL GRAIN DE RIZ-一粒の米展 Galerie METANOIA(パリ)2016年.2017年.2018年
2018年 個展 距離をつかみなおす San-Ai Gallery+contemporary art(東 京)/2019年.2023年
八色の森の美術展 池田記念美術館(新潟)/2019年
2019年 第一回アート・サクレ フェスティバル(サンリス)
2020年 アートアトリウム-想の世界-展 SAN-AI GALLERY + contemporary art(東京)/2021年.2022年.2023年
Prix Galerie Combes du Festival d’Art sacre de Sanlis 2019展The American University of Paris(パリ)
2021年 展覧会 妄想公園 アキバタマビ21(東京)
2022年 Paris Etoiles#3展 Espace Sorbonne 4(パリ)
2023年 OUR VOICE展 リベストギャラリー創(東京)
inverno~ふゆのたより展 GALLERY HIPPO(東京)

受賞歴
2019年 第一回アート・サクレ フェスティバル(サンリス)/2019年 アメリカン・ ユニバーシティー(パリ)賞、モダン・アート・エネジー賞 受賞

 

 

松村淳 MATSUMURA Jun

1988 千葉県出身
2011 多摩美術大学 美術学部工芸学科ガラスプログラム卒業
2012-2016 青森県深浦町「白神ガラス工房」勤務
現在新潟県にて制作活動中

近年の展示歴
2022.4 「春霞‐ガラス三人展‐」(art space morgenrot・東京/外苑前)
2022.6 「セカイ星展」(アートギャラリーピカレスク・東京/参宮橋)
2022.7 「ガラスのアクセサリー展」(秋田市新屋ガラス工房・秋田)
2022.7 「つくるひと×つかうひと×みるひと展2022」(ギャラリー子の星・東京/代官山)
2022.7 「Boon2 エキシビション」(SAN-AI-GALLERY・東京/馬喰町)
2022.8 「イロドリノナツ」(TSUTAYA BOOKSTORE岡山駅前・岡山)
2022.8 二人展「風/景」(ギャラリー子の星・東京/代官山)
2022.1 「レース&アクセサリー展」(花あさぎ・東京/銀座)
2023.1 「in RED」(SAN-AI-GALLERY・東京/馬喰町)
2023.2 「春の作家展」(カタカナ・東京/自由が丘)
2023.5 「色とガラス展」(カタカナ・東京/自由が丘)
2023.7 個展「水辺の夢」(SAN-AI-GALLERY・東京/馬喰町)
2023.8 「手のひらの、アオイ月の物」(アズールロゼギャラリー・東京/自由が丘)
2023.11 二人展「風/景 vol.2」(ギャラリー子の星・東京/代官山)

 

 

山口茉莉 YAMAGUCHI Mari

愛知県生まれ、主に神奈川で育つ 女子美術大学、及び同大学修士課程を修了後、製本を学ぶ。
自然物から受け取るイメージや空想建築をテーマにリトグラフと小立体をメインに制作、 2019年よりボックスアートを制作開始、併せて発表している。

 

ステイトメント

板野尚美 Itano Naomi

もともと「あるものを別のものに見立てる」ということが好きで、自身のガラスでの作品制作にもその考え方が影響しています。
電気炉を用いたキルンワークや吹きガラス、エナメル絵付けなどさまざまな技法を使用して制作しています。
ガラスという美しい素材を用いる上で、ただ「綺麗」だけで終わらないよう、少しの遊び心も織り交ぜることを意識しています。

 

上出由紀 KAMIDE Yuki

私の作品は、多重露光の写真のように重ねられた写真の上にペインティングをしている。
その過程の中で、場所はその特定性を失い、人や鳥、花などのモチーフは強調され、記号化されるか、あるいは曖昧さの中に埋没して行く。
こうした過程から立ち現れてくる光景は、いわゆる「先へ先へと進む時間」という概念から解放され、私個人の記憶を超えて行く。

 

佐藤茉莉 SATO Mari

伊藤若冲筆「果蔬涅槃図」から着想し木彫にしました。

 

高橋まき子 TAKAHASHI Makiko

睡眠時の「夢」の領域。それは何処までもひろがる宇宙空間のようだ。
幼い頃からそのベールに包まれた夢の領域に私は関心を抱いてきた。其処には「生き物の共通の記憶」が存在し根源的な繋がりを思い出させてくれる。
私たちは忙殺される日常の中で繊細な感覚を忘れてしまいがちな生き物である。夢の領域では、ユーモア溢れる幻獣や美しい羽根をもつ幻獣たちが多数存在している。
作品はガラス(パート・ド・ヴェール技法)を主材として金属や樹脂等の異素材を組み合わせ神秘的な色彩や形を表現している。夢で出会った幻獣を再現するために、私は日々粘土を触りながら静かな対話を繰り返している。「共通の記憶」への探究は一生続くのかしれない。だが、作品を目にした人がふと懐かしさのような感覚を覚えたり、共通の記憶を思い出すきっかけとなることを願いながら今後も夢の探究を続けていきたい。

 

道源綾香 DOGEN Ayaka

2018年から「距離をつかみなおす」というテーマでアクリル画と鉛筆画を描いています。
ここ数年、物理的な人との距離を強いられ、実際の人との距離について意識させられるような世の中でした。
テーマとしている距離は実際には測れない人との関係性や記憶との距離です。
日々たくさんのモノや事象を視覚を通して捉えている私は、そのモノや事象との距離や距離感を測る間もなく処理しています。そしてそれらは隣にいる人も同じく捉えているとは限らない、曖昧なものです。「見ること」は常に懐疑的であり、作品制作を続ける上で切り離せない大切な部分です。
鑑賞者自身がふと思い出す時やモノの価値、見方が変わる時のように、意識や感情が変わる確かなひと時(内側と外側の偶然の一致の瞬間)を起こすきっかけになる作品でありたいと思い描いています。

 

松村淳 MATSUMURA Jun

星の瞬きに目を凝らす、揺れる木漏れ日に包まれ形の変わる様子を眺める、月の周りのぼんやりと広がる色を考える、水平線の縁の形を追う、しんと静まりかえる湖の底に時間の堆積を思う。
自然に包まれ吸い込まれるように凝視してしまうときに自分の境目がなくなるような感覚が好きです。
人の営みの中だけにいるとつい薄れてしまいがちな大きな循環の中にいる感覚を忘れないように、失われて欲しくないと願う自然の風景をガラスのなかに描きました。
作品が大切な記憶の中の風景と重なりあい、ささやかな気づきに繋がっていけましたら嬉しいです。

 

山口茉莉 YAMAGUCHI Mari

日々、自然物の造形に目を奪われることがあります。常に当たり前のように身近に
あるものにも、自然界の神性が宿っていることを忘れたくはない。生きていくために、私には自然界に抗うことの出来ない法則、時間の流れ、働きをわずかでも認識していたいと考えています。
私は自分の世界観という視野の中で改めて自然を模倣します。今回は近年制作しているボックスアートにモチーフを配置し、自然界への敬意と憧れ、願いのようなものが幾重にも重なり合って作品として「結晶化」しているのだと鑑賞者にも伝わることを願っています。

 

 

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