2026年3月15日(日) ~ 2026年3月21日(土)
OPEN 11:30 CLOSE 18:00(最終日17:00) 月曜休
伊藤ちさと 個展
春のアニミズム
「3月のおやこ」 318×410㎜ 油彩、アクリル絵の具、キャンバス 2025
伊藤ちさと 個展「春のアニミズム」を開催いたします。
大学卒業後、十数年にわたり幼稚園での絵画造形指導に携わり、幼児教育の現場で子どもの
描画表現や発達段階、そこに表れる心理について学びを深めてきました。
その経験は、現在の絵画制作における重要な基盤となっています。
本展の核となるのは、ジャン・ピアジェの認知発達理論で示された「アニミズム的思考」。
生命のないものにも心や意思があると捉える、幼児期特有の世界認識です。
伊藤の描く草花は、写実的な美の再現ではなく、擬人化や自己投影を伴う“アバター”的存在と
して描かれます。それらは、幼少期に獲得した情感や体感、
記憶や印象をすくい上げ、画面に定着させようとする試みでもあります。
是非、ご高覧いただきたいと思います。
作家
伊藤ちさと ITO Chisato
宮城県生まれ。2009年東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻卒業。
画家として活動しながら、幼児絵画造形講師として指導に携わる。
主な個展
2018年 in bloom(SAN-AI GALLERY + contemporary art/東京)
2019年 春のあと 夏のまえ(KOMAGOME1-14cas contemporary art studio/東京)
late bloom (SAN-AI GALLERY + contemporary art/東京)
2021年 ONVO SALON×Gallery Pepinー今月の1枚ー♯17伊藤ちさと (ONVO SALON URAWA/埼玉)
風と手をつなぐ(SAN-AI GALLERY + contemporary art/東京)
2024年 「喫茶芸術領域構築」展14.伊藤ちさと (SUTTENDO COFFEE/埼玉)
主なグループ展
2016年 三つの絵 (HIGURE17-15cas contemporary art studio/東京)
2017年 綴る-drawing&works- (リベストギャラリー創/東京)
Contact (表参道画廊+MUSEE F/東京)
美術と街巡り・浦和 (うらわ美術館/埼玉)
2018年 第54回神奈川県美術展 (神奈川県民ホール/神奈川)
美術と街巡り・浦和 (埼玉会館/埼玉)
2019年 Contact#2 (表参道画廊+MUSEE F/東京)
第1回横浜-テキサス国際交流展 (神奈川県民ホール/神奈川)
第55回神奈川県美術展 (神奈川県民ホール/神奈川)
美術と街巡り・浦和 (Coeur Vierge/埼玉)
FACE2019 損保ジャパン日本興亜美術賞 (東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館/東京)
2020年 Contact#3 (表参道画廊+MUSEE F/東京)
FACE2020 損保ジャパン日本興亜美術賞 (東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館/東京)
2021年 往復書簡 vol.4 ー変わり変わり、移り移りー (藍画廊/東京)
FACE2021 損保ジャパン日本興亜美術賞 (SONPO美術館/東京)
2022年 Seguente vol.2 カミヲオヨグ マタハ モグル (ギャルリーヴェルジェ/東京)
2023年 春つ方 vol.5 (Hideharu Fukasaku Gallery Roppongi/東京)
Yokohama-Houston Exchange Show (Redbud Arts Center/テキサス)
Contact#4 (渋谷ヒカリエ 8/02/CUBE1,2,3/東京)
2025年 上尾トリビエンナーレ2025 (SUTTENDO COFFEE/埼玉)
受賞歴
2018年 第54回神奈川県美術展 美術奨学会記念賞
2019年 FACE2019 損保ジャパン日本興亜美術賞 入選
第55回神奈川県美術展 入選
2020年 FACE2020 損保ジャパン日本興亜美術賞 入選
2021年 FACE2021 損保ジャパン日本興亜美術賞 入選
パブリックコレクション
Wichita Falls Museum of Art at MSU Texas
川口市立医療センター
ステイトメント
大学卒業後の十数年にわたり、幼稚園での絵画造形指導に携わってきた。幼児教育の場で出会った恩師から子どもの描画表現とその発達や絵に表れる心理を学び、その経験は現在の自身の表現に深く影響している。
ジャン・ピアジェの認知発達理論で示されたアニミズム的思考(生命のないものにも心や意思があると捉える幼児期特有の世界認識)は、私の近年の制作における主要な視点の一つである。
私の絵に描かれた草花は目に見える姿形の美しさを写すものではなく、擬人化や自己投影を伴ったアバターのような存在であり、幼い頃に得た情感や体感、記憶や印象を映し出そうと試みている。