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休廊日は展覧会により異なります

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関川葵 個展 2022 成形

2022.09.28

2022.09.28

前回に引き続き、ガラス作家の関川葵さんの制作風景をご紹介します。

下玉にビットを馴染ませる

下玉に巻きつけたビットはその厚みで凸凹してしまうので、グローリー(1160℃)でガラス全体を暖めて、馴染ませていきます。

グローリーに入れてビットを馴染ませた状態

色が綺麗に馴染んだら、その上に2回目の溶けたガラスを巻きます。

2回目のガラスを巻いた状態

成形

竿元にガラスが残りすぎないように外の方に押し出しながら、花瓶の形に整えていきます。
竿元に残るガラスが少なくなることによって、後に工程で花瓶の口元をより薄く作ることができます。

竿に息を吹き込んで狙いのサイズまで大きくしていきます。
ある程度の大きさまで膨らませたら、ゲージ(サイズを合わせる道具)を使ってサイズを測り、同じシリーズの作品と出来るだけサイズが揃うように調整します。

ただ、小さい作品の場合はサイズが揃っていることよりも、柄の落ち方や流れ、作品の雰囲気の方を重視ているため、理想的な色の流れが出来たら、それ以上は無理に膨らませたりはしないようにしています。
そのため多様なサイズや形が生まれ、個性豊かな作品が生まれます。

成形後の状態

続く

関川葵 個展
2022年10月9日(日) ~ 2022年10月15日(土)
12:00~18:30 / 日曜 12:00~18:00 / 月曜休 / 最終日〜17:00迄

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