2025年1月29日(水) ~ 2025年2月8日(土)
11:30~18:00 / 2月3日(月)・ 4日(火) 休廊 / 最終日〜17:00迄
So Feel
阿部日向子 桑原佑実子 鈴木彩 すずきしほ 宮本千瑞
新しい年にふさわしい、心が満たされる展覧会「SoFeel」を開催いたします。本展では、日常に潜む美しさや感動を、
ガラス、コラージュ、リトグラフ、絵画といった多彩な表現作品をご覧いただけます。
阿部日向子 :生き物たちが見せる柔らかくキラキラとした表情を描き出します。その透明感のガラスある作品からは、
生命の息吹を感じられることでしょう。
桑原佑実子 :目には見えないけれど確かに存在するもの―その存在感を「円」に置き換えた独自のコラージュ作品で、
目に見える形を超えた思索の世界へ誘います。
鈴木彩 :時間の経過が生み出す身近でありながら神秘的な現象。それをリトグラフによって描き出し、鑑賞者の中に静
かな感動を呼び覚まします。
すずきしほ :「感動による心地よさ」を追い求めた作品群は、見る人の心にやすらぎと幸福感を届けます。洗練された
表現をどうぞご堪能ください。
宮本千瑞 :手のひらに包み込むような、小さく愛らしい絵画作品。大切な思い出を抱きしめるように、あたたかな気持
ちで観る人の心を優しく包み込みます。
それぞれの作家が紡ぐ独自の感性が交錯する「SoFeel」。心に触れる特別な体験を、ぜひ会場でお楽しみください。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
作家
阿部日向子
1998宮城県生まれ。2021多摩美術大学卒業。
2021.2.17-2.21 多摩美術大学工芸学科卒業制作展「°C」スパイラルガーデン(東京・青山)
2021.5.29-30 6.5-6 ’ARTEXHIBITION zoo 2021″西日暮里駅改札外 バックスコーヒー横
2021.6.14-6.26 Emerging Artists 2021展-Part3 Gallery Q
2021.11.27-2022-5.20 第22回三井不動産商業マネジメント オフィース・エクスビジョン
2022.2.29-3.5 GEE 2022 [金の卵展]SAN-AI GALLERY
2023.6.27-7.8 5 ARTIST SAN-AI GALLERY
桑原佑実子
神奈川県生まれ。女子美術大学・大学院版画専攻卒業。
リトグラフ、ミクストメディアにてスローペースながら作品制作をしています。
展示歴
2012年 シロタ画廊「女子美術大学大学院版画修了作品展」銀座
2014年 Oギャラリー「個展」銀座
2016年 吉田町画廊/ゆう画廊「さすらいの版画展」横浜/銀座
2018年 SAN-AI GALLERY「Visual contents -視覚の目次-版画展」/馬喰町
2021年 SAN-AI GALLERY「Largo」/馬喰町
2022年 SAN-AI GALLERY「Aubade」/馬喰町
受賞歴
2013年 女子美術大学大学院美術研究科美術専攻版画研究領域 修了 大久保婦久子賞
鈴木彩
2007 女子美術大学短期大学部造形学科美術コース卒業
2009 女子美術大学芸術学部美術学科洋画専攻版画コース卒業
2011 女子美術大学大学院修士課程版画研究領域修了
日本版画協会会員、版画学会会員
近年の活動歴
2008〜現在 日本版画協会版画展(東京)
2017、18、19 第16〜18回展南島原市セミナリヨ現代版画展/南島原市ありえコレジヨホール、長崎県美術館他(長崎)
2020 EXHIBITION Monochrome/SAN-AI GALLERY(東京)
2020 Japanese printmaking exhibition in Novi Sad(セルビア)
2021、22 Crescent-覗-/SAN-AI GALLERY(東京)
The 6th Tokyo International Art Festival 2021、7th 2022/好文画廊(東京)
杉並区2021、2022美術作品展/永福和泉地域区民センター(東京)
2022 Prints ! Painting ! Drawing ! /SAN-AI GALLERY(東京)
2023 Prints&collage/SAN-AI GALLERY(東京)
他多数
すずきしほ
1995年 愛知県出身
2019年 日本大学芸術学部美術学科絵画コース 卒業
2021年 日本大学大学院芸術学研究科 造形芸術専攻 修了
現在 日本大学芸術学部 美術学科 絵画専攻 助手
【賞歴】
2018 モレスキン最優秀賞 受賞
2019 日本大学 芸術学部長賞 受賞
2020 FACE2021 入選
2022 FACE2023 入選
2023 第21回 アートギャラリーホーム 入選
【個展】
2018 H-Gallery 「COMPLEX」 / 埼玉
2020 熊谷守一美術館 「みじたく」 / 東京
2021 Gallery b.TOKYO 「わすれもの」 / 東京
2021 BLANK 「 m e u b l e s 」 / 東京
2022 楓画廊「おでかけ」 / 新潟
2023 SAN-AI GALLERY「午後3時の植物園」 / 東京
2024 スルガ台画廊「レスポワール
2024 すずきしほ展」 / 東京
2024 楓画廊「もこもこ広場」 / 新潟 その他グループ展多数
宮本千瑞
1975年 兵庫県尼崎市に生まれる
2000年 第14回現代日本絵画展(宇部ビエンナーレ)/宇部市文化会館
2001年 第19回上野の森美術館大賞展(一次賞候補)/上野の森美術館・田川市美術館
第11期佐藤国際文化育英財団奨学生”
2002年 筑波大学大学院修士課程芸術研究科修了
宮本千瑞 展/アートスペース羅針盤
第15回現代日本絵画展(宇部ビエンナーレ)/宇部市文化会館”
2019年 宮本千瑞 タナカコウシ二人展 あしたのつづき/SAN-AI GALLERY+contemporary art
SCOPEs – それぞれの視展 -/GALLERY ARTPOINT
2020年 個展 つながり かさなる/SAN-AI GALLERY+contemporary art
2021年 凸凹Selection 大塚美穂 京増まどか 下河智美 松村淳 宮本千瑞 展/SAN-AI GALLERY+contemporary art
2022年 宮本千瑞 タナカコウシ二人展 あしたをのぞむ/SAN-AI GALLERY+contemporary art
2023年 綴 -ふたり展- 宮本千瑞 原こなみ/SAN-AI GALLERY+contemporary art
インターセクション サムホール 展/ギャルリー志門
筑波大学教授 退職記念 小作品展−内藤定壽とその教え子たち−/ART SPACE 布布”
2024年 宮本千瑞個展 遠景/近景
/SAN-AI GALLERY+contemporary art ART POINT Selection V 2024/GALLERY ARTPOINT
ステイトメント
阿部日向子
やさしい気持ちがあふれるような感覚を大切にしたい。生き物が持つ柔らかくキラキラとした表情をガラスで表現した。
桑原佑実子
匂い、あの時の記憶、風が吹いた時の感覚
目には見えないけれど、たしかに存在している
(存在していた)ものを円に置き換えて表現しています。
ふと、存在を感じてみたくなった時に円のある風景
を通して穏やかに向き合う時間を もって頂けたら嬉しいです。
鈴木彩
時間経過により変容する姿は極めて身近でありながらもコントロールの効かない現象として神秘的である。
予期せぬ現象に委ねて制作することが現象と自身の共同作業の様で私にとっては必然的です。
すずきしほ
「感動による心地よさ」こそ、私の作品の根底にあるものなのです。
宮本千瑞
“家族の古着・脱脂綿・アクリル絵の具などを用いた絵画作品を制作しています。
目に映る光景や記憶の層ともいえるものを意識して作品をつくっていますが、完全なる抽象でも具象でもない、
自分にとってしっくりくる表現になるよう、一つ一つの作品を揺らぎながら描いていると感じています。