2021年12月19日(日) ~ 2021年12月25日(土)
OPEN 12:00 CLOSE 18:30(日18:00、最終日17:00) 月曜休
大内瑤子 個展
すぐそこにある彼方
「風をたたえて」 陶土、釉薬、真鍮 W50 D150 H105 (mm)
大内瑤子展を開催いたします。
かつて旅した外国景色、昔の記憶、何気ない日常をかたちに留める。そこに立っていた気持ちを忘れないように。
陶で作られたいきものの姿や佇まいを借りて作家の想いが綴られる。
大内瑤子の世界を是非ご高覧ください。
作家
大内 瑤子(おおうち ようこ)
神奈川県相模原生まれ 2008 八王子高等学校芸術コース美術専攻卒業
2012 多摩美術大学美術学部工芸学科陶専攻卒業 現在、東京都八王子市の共同アトリエを拠点に制作を行う
〈個展〉
2015 森へ行く日(銀座・アートギャラリー石)
2016 夜の道行き(銀座・アートギャラリー石)
2017 石と煙(銀座・アートギャラリー石)
2018 くらしとけしき(奥沢・ギャラリー澄光)
2018 手のひらに深山を掴む(銀座・アートギャラリー石)
2019 大内瑤子 陶展(そごう横浜店)
2020 森を超える星を見た(銀座・アートギャラリー石)
2020 森の底、夜の丘(馬喰町・SAN-AI GALLERY)
〈グループ展〉
2012 多摩美術大学工芸学科卒業制作展「素」 (青山・スパイラルガーデン)
2013 SWITCH ART2013(銀座・アートギャラリー石)
2013 l`estate(渋谷・GALLERY HIPPO)
2014 交差展vol.7(横浜・元町商店街 霧笛楼) 他
ステイトメント
家の中、自分の内にこもりがちな日々が続いた。
すると、かつて旅した外国の景色や昔の記憶が懐かしく呼び覚まされた。それも、何気ない日常のなか、もののはずみ、ふとした瞬間に。
飛行機で行かねばならない遠い場所も、今では会えない人の面影も、なんてことはない。
はるか彼方にある気がしただけで、その実、いつでもすぐそばにそっと引きよせられることに気がついた。
そうして、いつか見た風景を、そこに立っていたときの気持ちを、忘れないように思い出せるように──
いきものの姿や佇まいを借りて、わたしの指先や掌から生まれるかたちを以って留めおきたいと思った。