〒101-0031東京都千代田区東神田1-13-17 森ビル1F
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休廊日は展覧会により異なります

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(最終日17:00)

休廊日は展覧会により異なります

2025年10月16日(木) ~ 2025年10月25日(土)
11:30~18:00 / 20日(月)・ 21日(火) 休廊 / 最終日〜17:00迄

Art Atrium 2025

伊藤雅美 髙山真衣 道源綾香 山内賢二

アートアトリウム展を開催いたします。
「アートアトリウム」は「中庭」。本来は建築などで使われる言葉です。
ギリシャ語では、明るい、晴れたという意味のようです。
開放感=自由な、独自性溢れる作品を展示いたします。
色々な種類(技法)の作品を見ることのできるグループ展です。(水彩、リトグラフ版画、日本画、油彩)
美しい中庭を是非ご高覧ください。

作家

伊藤 雅美 ITO Masami
熊本県生まれ。金沢美術工芸大学油画専攻卒業。現在三重県在住。絵や造形活動を教える仕事をしながら、絵画制作をしています。
 
1977年 熊本県生まれ
2001年 金沢美術工芸大学油画専攻卒業
 
<公募展>
2004年 トーキョーワンダーウォール2004入選
2004年 シェル美術賞2004入選 作品買い上げ 記念カレンダーに作品採用
2005年 群馬青年ビエンナーレ2005入選 など
<個展>
2008年 「Fullness」 (熊本市 カフェギャラリートト)
<二人展>
2001年 「夢と光の家」 (金沢市民芸術村 里山の家)
2007年 「Still Life」 (熊本市 カフェギャラリートト)
<グループ展>
2007,2010年 「花鳥風月」 (SAN-AI GALLERY)
2007,08,09,13,14年 「ドローイング展」(SAN-AI GALLERY)
2018年 「ruminate」(SAN-AI GALLERY)
2020,21,22,23,24年 「アート・アトリウム」(SAN-AI GALLERY)
2021,22年 「福々エキシビション」(SAN-AI GALLERY)
他、金沢、熊本、名古屋、三重で多数展示

 
髙山 真衣 TAKAYAMA Mai
長野県松本市生まれ
2013年 女子美術大学大学院美術研究科日本画研究領域修了
2014年 髙山真衣・東麻奈美2人展(上海)
2016年 ART FAIR ASIA FUKUOKA 2016
2017年 髙山真衣個展(台湾)
2018年 東武絵画市2018(東武百貨店 船橋店)
2018年・2020年 NEO COUNTER SHAPE(渋谷ヒカリエ)
2019~2024年 Art Atrium(SAN-AI GALLERY)
2022年 大解剖 女子美術大学日本画展(神戸阪急)
2024年「Neo Japonesque in KOBE」髙山真衣×みやじまゆういち(神戸阪急)
2024年 髙山真衣個展「SHIMMER」(HASHIVA Art gallery)
2025年 チェジュ国際アートフェア(韓国)
その他、個展・企画展等多数参加

 
道源 綾香 DOGEN Ayaka
北海道札幌市生まれ。多摩美術大学大学院油画領域を修了。
現在はアクリル絵具や鉛筆、身近な素材を使用して作品を制作しています。
 
2013年 「UN SEUL GRAIN DE RIZ-⼀粒の⽶展」Galerie METANOIA(パリ)(’16、’17、’18年)
2018年 個展「 道源綾香 展 距離をつかみなおす」 SAN-AI GALLERY+contemporary art(東 京)(’19、’23年 )
2019年 ”「第⼀回アート‧サクレ フェスティバル」(サンリス)
 「Prix Galerie Combes du Festival d’Art sacre de Sanlis 2019展」 The American University of Paris(パリ)”
2020年 ArtAtrium-想の世界-展 SAN-AI GALLERY + contemporary art(東 京)(’21、’22、’23、’24、’25年 )
2022年 「Paris Etoiles#3展」 Espace Sorbonne 4 (パリ)
2024年 「⼋⾊の森の美術展」池⽥記念美術館(新潟)(’18、’19年)

 
山内 賢二 YAMAUCHI Kenji
2005 創形美術学校研究科絵画造形課程修了
 
個展
2006 SAN-AI GALLERY(東京)→ 2008
2010 藍画廊(東京)→ 2011-’16 , ’18-’20, ’22 ,’25
2019 ART TRACE Gallery(東京)
  YUKI-SIS(東京)
 
グループ展
2020 “arte viviendas” CASADUCUARA(コロンビア/ボゴタ)
  「記憶の筆触 牧貴友貴|山内賢二」 Hideharu Fukasaku Gallery Roppongi(東京)
2022 「atrium-アート・セレナード-」 SAN-AI GALLERY(東京)
2023 八色の森の美術展「価値観と分断をしなやかに超えて」 池田記念美術館(新潟)
  「atrium-サンバースト-」 SAN-AI GALLERY(東京)
2024 八色の森の美術展「<他者>を存在させるために」 池田記念美術館(新潟)
  “Art Atrium” SAN-AI GALLERY(東京)
2025 ”ART TRACE GALLERY 2004-2024″ ART TRACE Gallery(東京)
  八色の森ビエンナーレ2025「美術館がはらっぱに − 拡張する感性」 池田記念美術館(新潟)
ほか多数
 
アートフェア
2017 シアトル アートフェア (USA/シアトル
2018 ART OSAKA 2018(大阪)

ステイトメント

伊藤 雅美 ITO Masami
自然豊かな地で暮らす毎日の中で、季節を肌で感じ、絵を描き教える日々を送っています。
小さな子どもから大人まで、様々な場所で月に500人以上の方と一緒に絵を描く時間を過ごす中で、とても温かなエネルギーを受け取っています。今回は、ピンク系の色彩の作品を並べたくなりました。
娘と一緒に見た朝焼け、生徒さんとスケッチした公園の桜、華やぐクリスマス前のウインドウ・・・。
平凡な日常の有り難さ、移ろいゆく儚さ、少しでも絵に描き留めることができればと思います。

 
髙山 真衣 TAKAYAMA Mai
私の祖父母の家はりんご農家でした。りんごの他にもさくらんぼや桃、洋梨、スイカなど様々な果物を作っており、それを眺めたり食べたり匂いを嗅いだり、時には収穫や栽培を手伝ったりして私も果物と関わった経験があります。
果物の皮の素材感や香り、触感、形などを観察しながら、独自の表現方法で描いています。果物の美味しさやフレッシュさ、独特な雰囲気、子どもの頃の記憶が伝わればと思います。

 
道源 綾香 DOGEN Ayaka
数年続けている「距離をつかみなおす」というテーマから発展し、距離がゼロである胎児と母体の関係を形にします。
胎児が母体の中で育つ数ヶ月の間、母体にも様々な変化があります。中でも胎児からのアクション・振動である胎動は唯一の母と子のコミュニケーション。
昼夜問わず内側で動く自分ではない生命の感触は他の人に体験してもらうことは難しい貴重な体験。その振動をキャッチすると意識や感情が動く確かなひと時となります。
いのちのゼロ地点シリーズとして大切な命とも向き合う作品にしたいです。

 
山内 賢二 YAMAUCHI Kenji
いつ頃からだろう?時間やお金に限らず、人さえも『コスト』と見做されるようになったのは。
僕が忌み嫌う価値基準のひとつに『タイパ』『コスパ』という言葉がある。
ところが、、日常とは『どうでもいいこと』に囲まれていて、それが如何に人間らしさの礎足り得るものなのか、(コロナ禍を経て)今や誰もが身を以て知ったはずではなかったか?
過剰なほどの目的思考に抗うように、この余剰とも呼ぶべき『どうでもいいこと』を僕は眼差し続けたい。
自身の制作はモチーフの元になる写真、画像の細部を積極的に省略、簡素化する代わりにノイズ(余剰)を加えながら、やがて括弧付きの完成を迎える。

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