2024年10月6日(日) ~ 2024年10月12日(土)
11:30〜18:00 / 月曜休 /最終日 〜17:00
関川 葵 個展
water Ⅱ
「dissolve」60×40×60mm~ ガラス/ホットワーク 2024
ガラス作家・関川葵の個展を開催いたします。
関川葵は、「water」をテーマに、独自の美しい表現を追求しています。
水は、無限の表情を持ちます。関川の作品は、水道水、川のせせらぎ、
そして海の広がりなど、さまざまな水の一瞬をガラスの中に封じ込めていきます。
展示では、繊細で力強い立体作品のほか、一輪挿しやグラスなど、
日常に寄り添う作品もご覧いただけます。
特に、水中にインクが広がる瞬間を再現したガラス作品や、碧海の鮮やかさを
イメージしたグラス、そして泡が水中で舞い上がる様子を表現した一輪挿しなど、本物の水の
感覚を視覚で楽しませてくれます。
これらの作品は、長野県安曇野市にあるガラス工房で、一つ一つ丁寧に制作されたものです。
関川葵がガラスで描き出す「水のカタチ」。その繊細な技と深い感性が織りなす作品の数々を、
ぜひこの機会にご鑑賞ください。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。
作家
関川 葵 SEKIKAWA Aoi
新潟県生まれ。多摩美術大学を卒業し、長野県のあづみ野ガラス工房に入房。ガラス作家として活動中。
色の重なりや滲み、流れなどをテーマに作品を制作しています。
ステイトメント
水とは身近にありながらも、遠い存在です。
同じ液体でありながらも湧き水、海、雨など、様々な水が存在します。
また、常に同じように存在しつつも、一瞬の表現を切り取るととても儚いものであったりします。
そういった、水の様子をガラスの中に閉じ込めた作品をこの個展にて展示いたします。
小さい作品からグラスや一輪挿しといった作品も展示いたします。
水という自然物を用いた時、起る現象は同じでも水の溜まり方や動き、色の濁り方、重なり方は全て異なります。
その1つ1つの状態をイメージしながら制作しました。
1つ1つ、違った色の入り方や形をしていますので、皆さんのお好みに合う作品の表現を見つけて頂きたいです。