2024年11月24日(日) ~ 2024年11月30日(土)
11:30~18:00 / 月曜休 / 最終日〜17:00迄
谷田 梗歌 個展
栗駒山ふたたび
「雪解けと芽吹き」全倍(600×900mm) 写真
写真家・谷田梗歌の個展を開催いたします。
今回は、栗駒山の雪解けから春、そして生命が躍動する夏にかけて撮影された作品を展示いたします。
栗駒山は、宮城、岩手、秋田の三県にまたがる奥羽山脈に位置します。
栗駒山の四季折々の美しさを捉えた谷田氏の写真は、自然が織りなす瞬間を静かに、しかし力強く映し出しています。
春の柔らかな光に包まれた風景、夏の豊かな緑と清流の煌めき、その一瞬一瞬をとらえています。
2022年にご好評いただいた、秋から冬にかけての栗駒山の作品に続く今回の展示は、春夏の新たな息吹を感じていただけることでしょう。
作家
谷田 梗歌 TANIDA Kohta
2014年よりサロン・ドートンヌ会員。
学生時代から20年以上撮り続けてきた氷をメインテーマに、独自の世界を展開している。
そのほか、尾道を取材した個展シリーズ「尾道とおり道」や、同じテーマを毎回異なる視点で捉えなおして作風を変える個展シリーズ「境界」などを手がける。
数々の個展に加え、東京、ニューヨーク、パリ、マドリッド、ソウルなどでグループ展やアートフェアに出展。入賞・入選多数。
2008年 「氷の肖像」森岡書店(東京都)
2009年 「氷時間」SAN-AI GALLERY +contemporary art(東京都)
2009年 「尾道とおり道」ART SPACE はね(東京都)
2009年 「ICE Shadow」ART SPACE はね(東京都)
2009年 「尾道とおり道」Gallery Cafeプチポワン(広島県)
2010年 「Sound of ICE」森岡書店/GALLERY SPACE FACTORY(東京都)
2011年 「氷の肖像vol.2」SAN-AI GALLERY +contemporary art(東京都)
2011年 「尾道とおり道 vol.2 君に続く坂道」ギャラリー・アートグラフ(東京都)
2012年 「尾道とおり道 vol.2 君に続く坂道」Gallery Cafeプチポワン(広島県)
2012年 「ICE Shadow vol.2」SAN-AI GALLERY +contemporary art(東京都)
2013年 「ICE Shadow vol.3」SAN-AI GALLERY +contemporary art(東京都)
2013年 「尾道とおり道vol.3 雨色時間」ギャラリー・アートグラフ(東京都)
2014年 「氷の肖像 vol.3」SAN-AI GALLERY +contemporary art(東京都)
2015年 「氷の肖像vol.4」ギャラリー・アートグラフ(東京都)
2016年 「尾道とおり道vol.4 祀」ギャラリー・アートグラフ(東京都)
2018年 「ICE Shadow vol.4」SAN-AI GALLERY +contemporary art(東京都)
2019年 「境界」SAN-AI GALLERY +contemporary art(東京都)
2019年 「境界 vol.2」SAN-AI GALLERY +contemporary art(東京都)
2020年 「境界 vol.3」SAN-AI GALLERY +contemporary art(東京都)
2021年 「境界 vol.4」SAN-AI GALLERY +contemporary art(東京都)
2022年 「氷とゴールドベルク変奏曲」ギャラリー・スクエア(東京都)ピアノ演奏:柏木薫
2022年 「境界 vol.4.1」ギャラリー・アートグラフ(東京都)
2022年 「栗駒山と氷」SAN-AI GALLERY +contemporary art(東京都)
2023年 「氷の肖像vol.5」ギャラリー檜(東京都)
2023年 「氷の世界」神奈川県立相模湖交流センター(神奈川県)
2023年 「境界 vol.5」SAN-AI GALLERY +contemporary art(東京都)
2024年 「境界 vol.5.1」ギャラリー・アートグラフ(東京都)
2024年 「氷幻想 vol.2」GALLERY AND LINKS 81(東京都)
2024年 「氷幻想 vol.2」山手234番館(神奈川県)
サロン・ドートンヌ(会員)
清里フォトアートミュージアム
ステイトメント
宮城、岩手、秋田の三県にまたがる奥羽山脈のど真ん中、栗駒山。
2022年に開催した個展「栗駒山と氷」の続編として展示する。
前展は個展でありながら、作品の姿も性質も異なる二人の写真作家・谷田梗歌の共演という意味合いもあった。
しかし前回展「栗駒山と氷」では主に秋~冬を中心としていたのに対し、今回は春~夏であるため「氷」は登場させないこととした。
雪解けの春から初夏にかけ、冬の厳しさからは想像できないほど穏やかな風が吹く、かつて私がホームグラウンドとした山である。