〒101-0031東京都千代田区東神田1-13-17 森ビル1F
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OPEN 11:30  CLOSE 18:00(最終日17:00)
休廊日は展覧会により異なります

03-6206-0811

OPEN
11:30
CLOSE
18:00
(最終日17:00)

休廊日は展覧会により異なります

2025年2月12日(水) ~ 2025年2月28日(金)
11:30~18:00 / 日曜・月曜・火曜休廊 / 最終日〜17:00迄

美事

板野尚美 太田実来 KAISO 柴田貴史 高橋希和 高橋まき子 田中玲子 林和輝 松宮真理子 松村淳 水村綾子 山口茉莉

ギャラリー設立20周年を記念し、12名の作家よる展覧会を開催いたします。
ガラス、陶、絵画、版画など、多彩なジャンルから厳選した約50点の作品を展示いたします。美の饗宴をお楽しみください。
オンラインギャラリーは、2月14日〜3月14日まで全国どこからでも、ご購入、ご覧いただけます。HPよりご来場ください。

作家

板野尚美
子どもの頃から「あるものを別のものに見立てる」ということが好きでした。現在の作品制作にも、その考え方が影響しています。
また、ガラスという美しい素材を用いる上で、ただ「綺麗」だけで終わらないよう、少しの遊び心も織り交ぜることを意識して制作をしています。
普段何気なく日常にあるものが、ガラスと交わることで特別なものへと変化する…。
私の作品を通じて、「見立て」が生み出す新たな視点を発見していただければと思います。

太田実来
陶土やガラスなどの素材を扱い、生まれ出てくる現象や行為を通して詩の領域を咀嚼し、個人の心象を取り戻すような
ものの在りかたの探求と制作をしています。
普段は写真や言葉のメモなどの日常的な風景のドローイングから、陶制作に取り組んでいます。

KAISO
東京都在住のアーティスト。
もう二度とみることのない大切なひとときと回想録、
あたまの中で霧に薄れゆく記憶の景色を描き、
後ろ髪ひかれる想いで線を引く。
意識しては届かない深層から潜在するものを引き出すように、
構想や下書きはせず無心で抽象的に塗り重ねていく
なかで、絵具の積層から拾い出した陰に意識を向け
加筆して仕上げていく。
自身が作品を描き続けるのは、記憶とはそこに必ず
いきものや地域、環境が関わっていて、発表することで
鑑賞するひとの記憶のどこかや想いと意図せず繋がる
ことができ、世界が無限にひろがっていくからである。

柴田貴史
真夜中のカーテンの向こう側をテーマに油彩で制作をしています。
もしかしたらカーテンの向こう側は世界が一変しているかもしれない。
子供の頃そんな風に考えて眠れなかった真夜中の世界が、カーテンの向こう側に今もまだあったらと制作しています。
現在紛争や災害など目に映る世界が辛い現実ばかりなので、作品の中だけでも子供の頃に夢を見た優しい世界を描いていきたいです。

高橋希和

花の一生は短くも
その美しさ、強さ、儚さは
生きることの証として私の眼に飛び込んできます。
そしてその花の匂いは鼻腔に届き
花の中へ中へと私を誘うのです。
花に吸い寄せられる虫のように
最大限の敬意を込め
溢れる花の生命力を描きたいと思っています。

高橋まき子
作者の無意識の世界(夢)から生まれる唯一無二の幻獣。
優しく心に寄り添う存在や、ユーモアに溢れた存在、勇ましい闘志に燃える存在‥と個性に富んでいます。
無意識の世界は深いところで全て繋がっています。其処に存在する愛らしい生き物も姿は違えど誰の心の内側にも存在しているのではないでしょうか。
五感を研ぎ澄ませ、心に深く共鳴する貴方だけの幻獣を発見するきっかけとなれたら嬉しいです。

田中玲子

林和輝
私は背景が世界観を作ると感じています。建築物もその背景を構成する大きな要素であると言えます。
私自身が理想とする空想の建築物、そしてそれが作り出す世界観を楽しんでもらえたら幸いです。

松宮真理子
神話、音楽、宇宙をテーマに作品を作っています。この作品は時間の流れや深遠さを感じて頂ける代表作のガラスの万華鏡です。

松村淳
月の満ち欠け、夕暮れや早朝の空の色、季節の変わるときの風の匂い。
身近な自然の中にある移ろいに、人々は儚さや美しさを見出し慈しんで日々を生きてきたように思います。
慌ただしい日常の中では見過ごしてしまうような、小さくささやかで愛おしいものをそっと掬い上げたいと願い、留めておきたい風景をガラスに描いています。
作品を介して、私の中の個人的な物語が見る方それぞれが持っている風景の物語と重なり、なつかしく大切な記憶をゆっくり辿るような心地よい時間を過ごしていただけますように。

水村綾子
自分にとって制作するということは、
未来に向け、過去の時間の蓄積とともに今を記す行為です。
私自身の物語が刻まれている作品には、今の自分を象徴するものが現れています。

山口茉莉
わたしにとって創作とは想像すること、それは幾重にも重なる時間の体積を読み解き、自分の手で組み立てることだと考えます
自然界に抗うことの出来ない法則、時間の流れ、働きをわずかでも認識しながら今を生きる人としての創作を続けていきたいと願っています

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