2024年10月6日(日) ~ 2024年10月12日(土)
11:30〜18:00 / 月曜休 /最終日 〜17:00
板野尚美 ガラス作品展
「袋 No.16」h100mm×w165mm×d110mm ガラス/キルンキャスト 2024
私たちは日常の中で、ふとした瞬間に何かを見立てて感じ取ることがあります。
板野尚美は、その「見立て」の力を作品に昇華させるアーティストです。
本展では、板野さんがガラスを用いて表現する、独特の視点と感覚をご覧いただけます。
彼女の作品は、単なるオブジェではなく、視覚を通じて感じる新たな発見の場です。例えば、ビニールに水を入れたような様子をガラスで表現した作品は、私たちの日常に潜む美しさを再認識させてくれるでしょう。
こうした「見立て」によって、普段見慣れた物が全く異なるものとして映り、その意味や価値も変わってきます。展覧会では、約40点にわたるガラス作品を展示いたします。
ぜひ、板野尚美が創り出す世界をご高覧ください。
作家
板野 尚美 ITANO Naomi
岡山県生まれ。 2023年に倉敷芸術科学大学を卒業し、現在は岡山県内にあるガラス工房に勤務しながら、自身の制作も行なっている。
ステイトメント
子どもの頃から「あるものを別のものに見立てる」ということが好きでした。現在の作品制作にも、その考え方が影響しています。
この個展では、袋シリーズをメインに「見立て」の要素を持った作品を展示いたします。
普段何気なく日常にあるものが、ガラスと交わることで特別なものへと変化する…。
私の作品を通じて、「見立て」が生み出す新たな視点を発見していただければと思います。