Now Exhibition           
[2007.1.9 - 1.18]  会期中無休

花鳥風月 〜コンテンポラリーアート〜 
工藤雅敏・長谷川恵理・宮野雅美・大西明子 展


○今回の展覧会について
 花鳥風月とは、天地自然の美しい景色を意味します。
この展覧会では、現代的な絵でありながら、日本の自然を感じられる
作品を描いている4作家を採り上げます。花鳥風月には別に「風流な
遊び」という意味もあり、遊び心も入れた作品と見ていただいても良
いかと思います。「花鳥」は、自然の美の代表。花を見、鳥の声を聞
く優雅な心。「風月」は、清風と明月。自然の風物に親しむこと。
タイトル通り、花、鳥、風、月を描く作家の4名で構成いたします。
工藤雅敏の描く華やかな花、長谷川恵理の凛とした鳥、
宮野雅美が表現する流れるような風、大西明子の優美な月。
華やかであり、厳かな落ち着いた装いの感じる展覧会です。

★三味線演奏:こうの紫・米澤俊祐両氏による二重奏 + 箏:石橋侑佳、
       尺八:神令
9日(火) 18:50〜19:30
入場料1コイン500円:お神酒[1杯]をお供にお楽しみください!

●工藤雅敏の花(絵画)
 あらゆるところで、あらゆるときに、あらゆる植物が限界に飛び
込んでくる。それがインスピレーションとなり、私の内で発想が展
開していく。燃えさかるように存在する花たち、風に弾みながら四
方八方に軽快にのびる草たち。今にも動き出すかのごとく追ってく
る木々。そんな萌え広がる自然物を、絵画という仮想空間に現実世
界を越えた広がりをもって描いていきたい。


●長谷川恵理の鳥 (コンピューターグラフィック)
 まず幼少の頃から鳥を飼育していたこともあり、その愛らしさ造
形の美しさに引かれたという、純粋な気持ちからである。なにより
翼への執着が強い。それは空を自由に舞う事に、憧れと関心を抱い
ている。私の作品はどれも鳥を意識して見ていただきたいという願
いの基にある。背景に印されている造形の数々は、ピクトグラム的
な役割を果たし、『わかる』より『感じる』を狙いに配置されたも
の。例でいえば、ダイサギは月をイメージした位置で在り、背景も
それを感じさせる記号を配置する。
 鳥は時には愛らしく美しい。またそれは妙でおどろおどろしい。
目は生命を司り、羽毛はそれを取り巻く生活の現れ。翼は未来を予
感させくちばしはそれを示す。 反面的な要素も重なって、魅力に満
ち溢れた素晴らしい生物であると思っている。今回60×60cmの各
画面に、シメ、チョウゲンボウ、ダイサギを描いた。
この3羽は、俳句などで使用された古来日本の四季表現からなる。
花:シメ(スズメ目アトリ科)、風:チョウゲンボウ(タカ目ハヤブ
サ科)、月:ダイサギ(コウノトリ目サギ科)である。鳥を中心とした
「新感覚の花鳥風月」である。




●宮野雅美の風(絵画)
 風は空気の流動であり、風自体は目に見えない。それは、肌で感
じ音を聞き、風によって動くものを通じて認識される。私は風を描
く時、実際は揺れる木や花や流れる雲を描く。だが、そこに現れる
ものは描いている時の自身の内面が反映される。自分では気付いて
いない、言葉に出来ない何か。
 作品の前に立つ人の心の中に、風が起こるだろうか。その風は何
を喚起させるのだろうか。自問しながら制作している。



●大西明子の月(銅板飾画)
 深い夜空の淵に浮かぶ月は、太古より海原に影響を及ぼし、生命の
暦を支配してきた。私たちの身体の奥底に隠された海もまた、月と惹
き合いながら満ち干をくり返している。ふと見上げた空の果て、24万
マイルの距離を巡る月の、夜毎に変わる面立ちに、人は古来、どのよ
うな念いを重ねてきたのだろうか。作品は、月にまつわる画像を、金
属腐食という手法で表現している。月に対するそれぞれの想いを、作
品の中に発見していただきたい。







 各作家約8点、計約40点の展示となります。
































○ 工藤雅敏

略歴
1982年 宮城県生まれ
2004 東北芸術工科大学芸術学部洋画専攻卒業
2006 東北芸術工科大学大学院芸術分科専攻修了


個展
2005年 工藤雅敏展(GALLERY b. TOKYO/京橋)
     工藤雅敏展(シベールズカフェ//山形)
2006年 工藤雅敏展(GALLERY b. TOKYO/京橋)
工藤雅敏展 (Bunkamura GAllery
Arts&Crafts/渋谷)
グループ展
2002年「BLUE -DOG Exhibitom」
(五番街ギャラリー・仙台)
2003年「GEISAI3」出品(横浜パシフィコ/横浜)
    「YAMAZARU展」
(せんだいメディアアーク5階aギャラリー/仙台)
2004年「卒業制作展」優秀賞 (山形美術館/山形)
    「卒業制作選抜グループ展」
(銀座東和ギャラリー/銀座)
   「第58回二紀展」入選(東京都美術館/上野)
2005年「トーキョーワンダーウォール公募2005」
入選(東京都現代美術館/東京)
   「アメリカン雑貨屋ガレージ制作」
(STORAGE Diner/埼玉)
2006年 修了制作展」(悠創館/山形)
   「トーキョーワンダーウォール公募2006」
入選(東京都現代美術館/東京)

   
○宮野雅美

2001年 金沢美術工芸大学美術工芸学部
美術工芸学科油画専攻卒業
2000年  グループ展「豪華粗品」
  (金沢市民芸術村)                    (金沢21世紀美術館
プレイベント ハラルド・
ゼーマン氏講演会会場にて)
2001年 伊藤廉と二人展 「夢と光の家」
(金沢市民芸術村 / 里山の家)
2004年 トーキョーワンダーウォール公募
2004入選(東京都現代美術館)
2004年 シェル美術賞2004 入選 
(代官山ヒルサイドフォーラム):
(昭和シェル株式会社にて買い上げ)
☆シェル美術賞50年記念カレンダーに
 近年の作品の中から選出され採用

2005年 群馬青年ビエンナーレ2005 入選
     (群馬県立近代美術館)













○大西明子

東海大学大学院 芸術学研究科造型芸術専攻修了

1994年 全国大学版画展 出展 (町田国際版画美術館)
1995年 「森永製菓」エンゼルコーナー
     「エンゼル美術創作作品募集」にて「ミカエル賞」
受賞
1995年 「東海大学前駅壁画制作」参加
     全国大学版画展 出展 (町田国際版画美術館)
1996年 「原辰徳選手引退記念プレート」制作
     グループ展出展「3人展-Natural Spirits-」
(世田谷美術館区民ギャラリー)
     グループ展出展 「『海』同人展」
(表参道 ギャラリープロモ・アルテ)
1997年 グループ展出展 「『海』同人展-1」
(表参道 ギャラリープロモ・アルテ)
1998年 グループ展出展 「『海』同人展-2」
(表参道 ギャラリープロモ・アルテ)
    「GROUPさくさく 8と∞(むげんだい)」
(KATSUJIフォレストギャラリー)
1999年 個展(下北沢:ギャラリークラフトスペース)
     個展(山中湖:カフェギャラリーコスタ)
2001年 個展(下北沢:ギャラリークラフトスペース)
     個展(山中湖:カフェギャラリーコスタ)
2003年 個展(山中湖:カフェギャラリーコスタ)
2004年 49th CWAJ Print Show-The Associate Show出展
(東京アメリカンクラブ玄関ギャラリー)
     個展(銀座:exhibit LIVE)
2006年 個展(福生:レ・トロワ・アヌー)
     個展(日本橋:san-ai gallery)               



○長谷川恵理

1982年 東京都に生まれる

2005年 東海大学教養学部芸術学科デザイン学程卒業
     卒業制作にて『花鳥風月』を発表

現在、ネット販売のCDジャケットデザイン手掛ける他、主に広告デザイナーとして活躍。




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